この先大好きなグループを応援し続けて行けるのか?
ジャニーズ事務所は今後どうなってしまうのか、ファンは心配しています。
重要な収入源と言われるFC会費は補償金に充てられてしまうのでしょうか。
- ジャニーズ事務所のヤバい現状
- 被害者救済委員会と再発防止策
- 出演料全額本人に支払うとは?
- 被害補償等への世間の評価
- ジャニーズ事務所の今後は
- スポンサー離れはどこまで
- ジャニーズタレントの今後
- さらなる退所者は出るか
- ファンクラブ会費が補償金に充てられるか
これらについてみていきましょう。
ジャニーズ事務所のヤバい現状

もうヤバいと言われるジャニーズ事務所の現状をみていきましょう。
- 被害者救済委員会と再発防止策
- 出演料は全額本人に払う
- 被害補償等への世間の評価
それぞれについて、詳しくみて行きましょう。
被害者救済委員会と再発防止策
ジャニーズ事務所は9月13日「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償及び再発防止策について」を公式ホームページに掲載しました。
性加害問題に関する被害補償
被害者への金銭補償は、元裁判官の経歴を持つ外部専門家からなる「被害者救済委員会」が、独立性を維持した形で行うと説明した。後日、専用ウェブフォームによる窓口を開設し、同委員会が被害者からの申告内容の確認や直接のヒアリングを行い、具体的な補償金額を判断する。
https://hochi.news/articles/20230913-OHT1T51274.html?page=1
ジャニー氏による性加害が事務所内で「1970年代前半から2010年代半ばまで」約40年間行われていたことが明らかになった。消滅時効が成立している事例も考えられるが、補償の対象範囲について「所属時期や被害の時期を理由として補償を拒むことはいたしません」とした。
https://hochi.news/articles/20230913-OHT1T51274.html?page=1
また、被害者との対話を進めていくこともあげています。
再発防止策
この発表に注目が集まっています。
出演料全額本人に支払うとは?
「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償及び再発防止策について」に
と記載されています。
被害補償への世間の評価
今回の「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償及び再発防止策について」に対する世間の評価はどうでしょうか。
- 法律等の専門家
- 被害者の元jr.
- SMS等での一般の人達
それぞれの意見をみていきましょう。
法律等の専門家
悪徳商法やカルト集団による被害者救済等で有名な紀藤正樹弁護士は、言葉遣いなどから上から目線だとバッサリ切っています。
「ジャニーズ事務所が真に被害者のことを考えるなら、いかにも弁護士が作りそうな上から目線の文書を作らず、自らの言葉で『深刻な被害を受けた方々に寄り添いご意見をお伺いながら被害者のお気持ちにそう十分な賠償額を決めさせていたきます』くらいの文章は書けないのか」と思いを記した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/09/14/kiji/20230914s00041000156000c.html
元東京地検特捜部副部長・若狭勝弁護士は、ジャニーズ事務所が「被害者救済委員会」に元裁判官の弁護士3人を起用した狙い等について見解を述べています。
「民事裁判において、賠償金や補償金を決めることが多いので、経験を生かせるという意味で適任だと思います」と説明した。
広告起用を見合わせる動きには「社名を変えるしかないと思います。いくら謝罪の姿勢を示しても、社名が変わらないと解体的出直しにはならない。このままでは事務所ではなく、所属タレントが被害を受ける」と語った。
https://hochi.news/articles/20230913-OHT1T51273.html?page=1
企業のリスク管理に詳しい専門家である桜美林大学・西山守准教授は、一定の評価しながらも、早急に検討しなければならないことがあると話していました。
「(ジャニーズ事務所の)名前の変更ですね。提案していただかないと、問題あるのかなと。経営体制をしっかり変えていくことも含めて、全て整わないと本当に改革が実現したとは言えない」
https://news.ntv.co.jp/category/society/3a70afc4d421406e813d2e18d9de0cc0
ジャニーズ事務所という名前の変更が必須だということなのでしょうか。
被害者
9月14日、ジャニーズ事務所が被害補償と再発防止策について発表したことを受けて、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」(当事者の会)は、ジャニーズ事務所とスポンサー、マスメコミ等に要請書を公表しました。
- ジャニーズ事務所に対して、被害者と直接、十分な対話・協議をすることが必要不可欠だとし、当事者の会との対話・協議をすみやかに開始するように求めます。
- スポンサーに対しては、取引をただちに停止することを希望するものではなく、再発防止と被害者救済に向けて積極的に働きかける役割を果たしていただくことを要請します。
- マスコミに対しては、第三者委員会などの独立調査チームを設置するなど、人権問題に対しての具体的な体制を整備するようも求めました。
13歳の時に性被害にあったと訴えている元ジャニーズJr.の橋田康さんに、この救済措置の受け止めを聞きました。
「今できる精いっぱいをやってくださっている。やろうとしてくれていると僕は受け取っています」――所属の期間やいつ被害を受けたかを理由にして拒むことはないとのこと
元ジャニーズJr. 橋田康さん
「きっちりしていると思います。繊細な問題だと思うので、どんなふうに被害を受けた、どのタイミングだったのかが補償の対象として左右されると、結果的に怖くて安心して手をあげることができないことにつながると思うので」ただ、懸念もあるといいます。
元ジャニーズJr. 橋田康さん
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a0d69563e40254ae57f17c705e482768764efb9
「被害にもあっていない、在籍もしていない人が手をあげ始めちゃったら収拾がつかなくなっていく。そこはシビアに考えないと、救済していかないといけない人に対して、『思い』『対応』『熱』もそうですけど向けていかないと…と思う」

自分のことだけでなく、冷静にみられるすごい人だなと思いました。
SNSでの一般の人たちの反応
ファンとファン以外では大きく違ってくる意見ですが、被害補償の内容よりも、出演料を本人に支払うということの方がインパクトがあったようですね。

みんな意見がいろいろでもやもやしてる
ジャニーズ事務所の今後は?
今後のジャニーズ事務所がどうなっていくのか、
- スポンサー離れはどこまで
- ジャニーズタレントの今後
- さらなる退所者は出る?
- ファンクラブ会費は補償金に充てられる?
それぞれどうなのかみていきましょう。
スポンサー離れはどこまで
救済措置等を発表したことで、スポンサー離れは収まるのでしょうか。
出演料をタレント本人に支払うということをうけてなのか、アフラックは、ジャニーズ事務所ではなく櫻井翔さん個人との契約を検討しているといいます。
アフラックは、ジャニー喜多川氏による性加害は重大な人権侵害であり、事務所がこれまで発表している対応は不十分だと指摘。その上で「所属タレントの活躍の場が奪われてしまうことは遺憾」として、タレント個人との契約を含めたさまざまな可能性を検討しているという。
https://www.sanspo.com/article/20230914-P5PGSA3UPJNOJLSQWAYN7DIGYE/
2011年10年以上続いている信頼関係があってこそですね。

最近また、吉田羊さんと奥平大兼さんの介護保険のCMよく見るのは櫻井翔さんのCM休止してるからなんだね。

同じように2010年から二宮和也さんをCMに起用してきたJCBは、 「弊社がCMに起用している二宮和也さんは、2010年より13年間、私達と一緒に歩んできた特別な存在です」とコメントしながらも、新たなCMは見送るとしています。
しかし「被害者の救済や再発防止策の実行状況を確認し、契約の更新可否を判断いたします」とこの先の可能性も匂わせています。
今回の謝罪会見前、問題が表面化した時点から、CMのジャニーズ離れは始まっていました。
平野紫耀さんのジャニーズ事務所退所を受けて、相葉雅紀さんから受け継いだ「ムヒ」のCMはジャニーズのタレントではなく、俳優の中川大志さんになりました。
そして9月14日、このタイミングで、2016年から二宮和也さんが出演していたLIONの洗濯洗剤NANOXの新CMが公開され、出演は二宮和也さんではなく、小池栄子さん、横浜流星さん、今田美桜さんの3人でした。
CMができているのですから今回の会見の影響ではなく、CMのモデルチェンジに合わせて出演者も一新したということでしょう。
CMではありませんが、農林水産省は「ノウフクアンバサダー」に任命していた城島茂さんの活動を当面見合わせることを決定したと報じられました。
同省の担当者が12日に事務所に出向き、性加害問題の事実関係や今後の対応方針を聞いたところ、明確な説明が得られなかったため、見合わせを決めたという。
https://www.sanspo.com/article/20230914-IHTAEGXOWVJINJR5TFQB4CAZNY/

担当者、事務所まで行ったのね
CM出演だけではなく、民放はスポンサーに支えられています。
しかし、番組MCとして出演している藤ヶ谷太輔さんの出演には、現在のところ変更はないということです。

広告代理店関係者は「A―Studio+は複数のスポンサーではなく、花王の1社提供番組。おのずと花王の意向が番組制作に反映される」と説明。「番組中に流れる中島さんの出演CMの放送を中止したのに、番組自体に中島さんが出演することは、花王にとって整合性を欠く形になる。番組側と花王が協議し、出演が取りやめになったと聞いている」と話している。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/09/15/kiji/20230915s00041000063000c.html
直接関係ないのにスポンサーが降板させたとなると、企業イメージが悪くなることもあり難しいようです。
10月からのドラマはすでに撮影中だと思いますが、1月以降のドラマのキャスティングに影響が出るのではないかと言われています。
スポンサーからNGが出たら変更もあるかもしれましれません。
CM中止と継続の理由
経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリー社長)は、今回の会見を受けて、現体制が本当に真摯(しんし)に反省しているのか大変疑わしく、調査内容や対応も不十分だと強い口調で批判していました。
「所属タレントの起用はチャイルドアビューズ(子どもに対する虐待)を企業が認めるということ。人権侵害は認めたり看過できたりするものではない」との考えを強調した。また「世界からも相当な注目を浴びている。断固として毅然(きぜん)たる態度を企業として示さなくてはいけない」と指摘した。
https://mainichi.jp/articles/20230913/ddm/012/040/076000c
世界に向けての対応であることがわかりますが、海外の企業であり、外国人のP&Gジャパンのヴィリアム・トルスカ社長が独自の考えを述べています。
「責任ある広告主でありたいと考えています。我が社には非常に高い倫理基準があり、サプライチェーンに関わる全員に同じ倫理基準をもってほしい。ジャニーズ事務所には、記者会見で発表した内容以上の再発防止に向けた詳細な計画を提出するよう求めています。その計画を評価して、再発防止に向けてどのように取り組むかを厳しく見ていきます」
https://www.asahi.com/articles/ASR9F675SR9FULFA00D.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

切り捨てるだけでない、責任ある広告主、かっこいいですね。
ジャニーズタレントの今後
ファンが心配なのは、ジャニーズのタレントたちのこれからです。
CM打ち切り、番組の起用見送りが続いていくと心配です。
そうはいっても、音楽活動はもちろん、ドラマや映画、バラエティーでも実力を発揮しているタレントたち、これからも活躍できると思います。

その他の会場もこれに続くことが考えられ、コンサートを行っていくことはできそうですね。
CDや音楽配信、YouTube、SNSなどでの活動は今までどおりできるのではないでしょうか。
9月14日には早速NEWSの東京ドームライブが発表されました。
さらなる退所者は出る?

8月31日で元Kis-My-Ft2の北山宏光さんがジャニーズ事務所を退所し、King&Princeprinceを脱退している岸優太さんも、9月30日で退所します。
今回の問題以前から決まっていた人達でした。
この状況の中、退所者は現れるのでしょうか。
事務所は継続いていくのかさえ危うい中で、退所を言い出すのは難しいのかもしれません。
また、今後事務所の体制が変わることもあるかもしれません。
出演料を個人に支払うことや、CMの個人契約が取りざたされる中、だったらやめてもいいのではないかという意見も出ていますが、音楽グループも多いジャニーズですから、簡単には行きません。
ジャニーズ事務所を退所することはグループをやめることであり、それまでの曲と離れることだから、これまで退所した人は、かなりの大きな理由があった決めたはずです。
しばらくは退所はいないのではないでしょうか。
ファンクラブ会費は補償金に充てられる?
補償金の額がどれぐらいになるのか、それはどこから支払われるのか気になるところです。
ジャニーズ事務所の買収を検討した大手プロダクションが企業価値を調査したところ、2700億円だったといいます。
主な資産として、膨大な曲数の音楽著作権、所有する不動産、そして膨大な会員数のファンクラブがあげられています。
ジャニーズファンクラブ人数はの合計は、2023年9月、1300万人を超えていると言われます。
人口の約10%とという信じられない数です。
年会費4,000円の130万人で52億円、確かに大きな資産です。
モデルでタレントのみちょぱこと池田美憂さんの、ミヤネ屋でのコメントが注目を集めました。
「被害者に向き合うのは大事なんですけど、これまでファンの方が“推し”の人のライブに行ったり、グッズを買ったり、出してたお金で払われるのかな、とか思うと、ファンの方も複雑な気持ちというか」
SNSで拡散され、共感する声もありましたが、会社の収益には違いないという声もありました。

お金には印ついてないからね
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まとめ
ジャニーズ事務所が今後どうなるのかについて調べました。
- ジャニーズ事務所は被害者救済委員会と再発防止策を発表しました。
- 今後1年間の出演料等はタレント本人に支払うということです。
- 発表についての世間の評価からみえるのは、ジャニーズ事務所という名前を変えることが必要ということです。
- スポンサー離れが進み、活躍の場が狭められていくのが心配です。
- 今後は退所はしばらくでないと思います。
- ジャニーズのファンクラブ会員数は全人口の10%にもなり、ジャニーズ事務所の大きな資産になっています。
- ファンクラブの会費収入から補償金が支払われるということは会社の収入の一つであり、自然なことだと思われます。
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