皆さん5年前に起こったタイの洞窟遭難事故のニュースを覚えていますか?
数日間お昼のニュース番組で報道されていたことを私は思い出しますが、あの事故の時タイでは雨が強く水を吸い出すことが出来ず救出が難しいと言われていましたが、各国の専門家が集まりダイバーが少年を救いました。
そして、麻酔を使ったとの話もあるのですがどういう用途で使ったのでしょう?
少年を救ったダイバーの方すごい勇気だなと思うのと同時に、名前や現在何をしているのか気になります。
今回は5年前のタイの洞窟遭難事故の救出方法(麻酔の用途)と少年を救ったダイバーの名前と現在何をしているのかについてまとめてみました。
- 【タイの洞窟遭難事故】の概要
- 【タイの洞窟遭難事故】の救出方法が麻酔だった
- 【タイの洞窟遭難事故】の少年を救ったダイバーの名前は?
- 【タイの洞窟遭難事故】の少年とダイバーの現在について
【2018年】タイの洞窟遭難事故とは
- 事故場所ータルムアン洞窟(全長10キロほどで入り組んだ地形)
- 被害者ー地元のサッカーチームとコーチ
- 環境ー同時雨季で洞窟に水が入り込み救出が困難だった
このタイの洞窟遭難事故は2018年6月23日に起こりました。
ジュニアサッカーチームの少年12人とコーチ1人がこのタルムアン洞窟に探検に行ったことが始まりでした。
慌てて多数のサッカーチームの少年に連絡すると、行方不明になっている子は練習後に自転車でタルムアン洞窟に行ったという話を聞き急いで現場に急行すると、入り口に自転車複数とバッグが複数見つかり通報しました。
タイのダイバーが潜ってみるとライトを照らしながらにも関わらず、自分が向かっている方向すらも分からないほどの状況だったそうです。
その後様々な国の専門家チームが集まり救出方法について模索しました。
何故雨季の時期に洞窟に行ってしまったんだろうと思いますね・・・。
地元の人ならわかったのでは?と。
少年だけならともかく大人もいたのにと思うかもしれませんが、7~11月には立ち入り禁止の看板が立つそうです。(時期が悪かった)
上の画像で分かる通りかなり複雑な洞窟で、地形的にも豪雨の雨が中に入り込み自力で出ることはおろか、救出も困難な事態に陥っていました。
7月2日に岩の上にいる13人をイギリスのダイバーの懸命な捜索により、場所は確認できましたがそこからどうやって救出すればと混乱に陥りました。
また7月5日に37歳の元タイ海軍の方が潜りましたが、彼は水中で意識を失いその後蘇生措置をしましたが亡くなってしまいました。
【タイの洞窟遭難事故】救出方法は麻酔!
【タイの洞窟遭難事故】はポンプで水を吸い出そうとしましたが量が尋常ではなかったため、変更し少年たちのパニックを防ぐために生命の危険を考えて麻酔薬でケタミンを投与しました。
ダイバーや医療チームの努力により少年たちは救出されましたが、本来は子供に麻酔を使うことは許可されていないものでしたが、パニックを防ぐために外交特権が与えられこの救出方法を使うことが決定しました。
何段階かにポイントをわけ休憩を入れながら洞窟出口まで運ばれていきました。
また途中で頭をぶつけたりしないように、ダイバーは少年たちよりも高い位置に頭をあげ守りながら進んだ。
高低差がある場所はジップラインを使い運ばれたが、多くのダイバーの命がけの救出により洞窟から脱出することができました。
麻酔って聞くと医療現場でしか使われないイメージだったので知ったときは驚きました。
【タイの洞窟遭難事故】少年を救ったダイバーの名前は?
【タイの洞窟遭難事故】で少年を救ったダイバーのサマングナンさん、ベイルートパクバラさんが死去しました。
サマングナンさんは、救出のための準備をするため潜ったところ意識が亡くなってしまいその後蘇生措置をしても息を吹き返すことはありませんでした。
ベイルートパクバラさんは、洞窟から少年を救った後2019年12月にこの救出活動の際負った怪我の感染症により命を落としてしまいます。
如何に過酷な現場であり、命がけの救出で会ったのかが分かりますね。ご冥福をお祈り申し上げます。
【タイの洞窟遭難事故】少年の現在は?
【タイの洞窟遭難事故】にあった少年の現在ですが、1人は亡くなってしまいました。
このサッカークラブの主将であったドゥアンペット・プロムテープさんはその後イギリスへ留学に行き17歳の時に事故にあって亡くなられたそうです。
彼はユースサッカーチームに所属していましたが、突然死亡が伝えられました。
何故亡くなったのかというのは曖昧でよくわかっていません。
まとめ
- タイの洞窟遭難事故は2018年6月23日に起こりました
- 発覚はヘッドコーチの携帯に入っていた親御さんからの不在着信から
- 事故の場所はタルムアン洞窟で10㌔にもなる入り組んだ洞窟です
- 13人が遭難しました(コーチ1人、少年12人)
- この時期雨季で水が洞窟に入り込み救出は困難を極め、救出作業中にダイバーの方が亡くなってしまいました
- 少年たちを救出する際パニックを防ぐため麻酔を使って救出されました
- 少年を救ったダイバー2人亡くなってしまいました(1人は救出作業中に、もう1人は感染症によるもの)
- 救出された少年の1人はイギリスのサッカーのユースチームに入りましたが突然死しました(理由は明らかになっていません)
- ご冥福をお祈り申し上げます
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