2023年6月27日に「仰天ニュース」で脱獄して28日間も屋根裏に逃げ続けた平尾龍磨さんが取り上げられます。
今回は平尾龍磨さんの現在と生い立ちについて調べていこうと思います。
- 平尾龍磨のプロフィール
- 平尾龍磨の事件内容
- 平尾龍磨の現在
- 平尾龍磨の生い立ち
平尾龍磨のプロフィール
- 名前:平尾龍磨
- 年齢:32歳 or 33歳
- 出身地:福岡県
中学時代から素行が悪くて有名で、万引きや窃盗を繰り返し、高校は中退しました。
一度は就職するものの、生活費や遊ぶ金が欲しくて犯罪に手を染めます。
最終的には121件の窃盗があり、懲役4年の実刑判決。
彼は刑務所の中ではいい人といわれており、模範囚として愛媛にある大井造船作業場に入所を進められます。
大井造船作業場は働きながら刑務を全うできる刑務所で、入所するに模範囚でIQは80以上の必要があるようです。
大井造船作業場は全国に4つある開放型矯正施設のひとつで「塀のない刑務所」とも呼ばれる。
居室に鉄格子はなく、施錠もされていない。そのため、凶悪犯や薬物常習者ではないなど、複数の条件を満たす模範囚を入所対象としている。
https://www.news-postseven.com/archives/20181112_800248.html/2
入所できれば仮釈放も早くなり、選ばれた人しか入れない場所でした。
しかし、入所後に同部屋となった人たちからいじめにあい、彼はこの生活に耐えきれずに4か月後脱獄して再逮捕となりました。
平尾龍磨の事件内容
平尾龍磨は愛媛県今治市や広島県尾道市で窃盗を繰り返しました。その件数は100件を超えており逮捕されています。
平尾龍磨は2013年に窃盗で逮捕後、愛媛県今治市の刑務所に約2年間服役。
しかし、刑務所内での人間関係によって脱走を決意しました。
脱走後は別荘として利用されていた民家の屋根裏へ逃げ込み、
22日間にわたって逃走を続けました。
最終的には、平尾龍磨はJR広島駅付近の路上で確保。
2018年9月に懲役4年の判決が言い渡されます。
平尾龍磨の脱獄の理由
- 3月と4月の規律違反で全てを失った。
- 2月のはじめに足を痛めて気持ちが病んでいた。
- 規律違反で当時の自治会長との関係が悪くなっていた。
- 職員から「他のやつが許しても俺は絶対に許さんからな。覚えとけよ。」と言われたり無視されたりした。
- 規律違反は誰もが日常的に行っていて、日に日にエスカレートしていた。「みんな大井を刑務所ってこと忘れてるな」と感じ、大井全体をリセットするにはあの方法しかないと考えた。
- 職員と一部の受刑者が親密な関係になり職員が正常な判断ができていなかった。
- いじめのような指導や下の立場の受刑者が自分の時間を持てず奴隷のような扱いを受けていた
劣悪な環境に身を置いていたことから堪え切れずに脱獄していたようですね。
これは職員にも問題があるようですね!
同作業場は受刑者内で作る“自治会”が存在し、会長、副会長、新人訓練係など序列があった。
平尾受刑者は自らの規律違反行為で序列を下げ、絶望。
人間関係に疲れ果て、大井の体制にも限界を感じたと告白する。
https://www.news-postseven.com/archives/20181112_800248.html/2
かなり苦しい人間関係だったようです。
人権問題に発展しそうな出来事が刑務所内という見えない場所で起こっていたのですね。
平尾龍磨の現在
平尾龍磨は2023年現在どのように過ごしたかは特定することができませんでした。
既に出所しているはずなので新しい人生を送っていると思います。
また、この事件が切っ掛けで自治会制度が廃止となり、平尾龍磨が実践したかった内部をしらしめる目的は達成されたようです!
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