本日、2023年5月28日午後3時40分出走の日本ダービーにてスキルヴィングが急性心不全にて死去されました。
クラッシクという一生に一度の舞台で亡くなり、これからの活躍が楽しみというときにこのようなことになり誠に残念で仕方ありません。
ご冥福をお祈りいたします。
今回は亡くなってしまったスキルヴィングについて多くの人の心にとどめて頂きたいため、血統や持病の有無、急性心不全で過去亡くなった馬などを紹介、解説させていただきます。
スキルヴィングの戦績などプロフィール
スキルヴィングの血統
スキルヴィングの年齢
スキルヴィングの家系で今まで急性心不全はいたか
スキルヴィングの急性心不全の反応
スキルヴィングの戦績やプロフィール
![](https://fumido.jp/wp-content/uploads/2023/05/image-65.png)
品種ーサラブレッド
性別ー雄馬
毛色ー黒鹿毛
生誕日ー2020年3月25日
亡くなった日ー2023年5月28日(3歳没)
生まれた場所ー日本北海道安平町
生産者ーノーザンファーム
馬主ーキャロットファーム
調教師ー木村哲也(美浦トレーニングセンター)
名前スキルヴィングの意味は北欧神話の主神オーディーンの別称です。
馬名の由来は母名のロスヴァイセから来ている。
ちなみにロスヴァイセとは北欧神話に出てくる戦女神ヴァルキューレの9人の乙女達の内の1人の名前です。
騎乗の白き乙女、白き馬という解釈に当たるといわれています。
![](https://fumido.jp/wp-content/uploads/2023/03/IMG_2024-150x150.jpeg)
(母馬自体は白馬ではない)
偉大な馬になってほしいという願いが込められたスキルヴィングの戦歴は
2022年10月15日2歳新馬にて2着
2022年11月19日2歳未勝利にて1着
2023年2月5日ゆりかもめ賞にて1着
2023年4月9日テレビ東京青葉賞(G2)にて1着
いずれもジョッキーはC・ルメールで最後の試合日本ダービーでも同様でC・ルメールで人馬一体。
最後もC・ルメールと獣医、関係者に看取られたと思います。
これからの競走馬だったので急性心不全での死去はファンとしてはすごくショックでした。
スキルヴィングに持病はあったのか
調べたところスキルヴィングに持病はなかったそうです。
健康だったのに急に亡くなって本当に悲しいですね。
急性心不全とは正直どの馬もなる可能性があるものだそうです。
そしてそれを予知するのは難しく、同じようにこの世を去った馬は沢山います。
近年、心不全で亡くなる馬が増えているようです。
軽種馬育成調教センターHPの説明によると、心不全は心臓が機能不全に陥り、心筋の収縮力が減退ないし消失し、全身性の血液循環障害を伴って心臓に還流する血液が完全に心室内から拍出できないために起こる。前日まで元気だった馬が翌朝に馬房や放牧地で死亡していたといった事例もある。
サンデーサイレンスは蹄葉炎の後に、衰弱性心不全で死亡。幻の3冠馬アグネスタキオン、稀代のスプリンター・サクラバクシンオー、名マイラー・ノースフライトも心不全が原因で死亡している。
https://g-journal.jp/2020/03/post_149184.html
スキルヴィングの血統
スキルヴィングの血統は、先ほどもお伝えした通り母馬はロスヴァイセで父はキタサンブラックです。
父キタサンブラックの父はブラックタイド、母はシュガーハート。
母ロスヴァイセの父はシンボリクエスク、母はヴァイスハイト。
という血統です。
この血統にスキルヴィングと同じ死因の馬はいたか
スキルヴィングの家系の上の6頭は、どうなのかという話ですが父キタサンブラックは存命です。
母のロスヴァイセは2022年9月に亡くなっています(死因不明)
ブラックタイドは存命していて、シュガーハートはデビュー前に故障し繁殖馬になりキタサンブラックを生む。
シュガーハートの現在は不明です。
シンボリクリスエスは2020年12月8日に安楽死になりました。(蹄葉炎のため21歳死去)
ヴァイスハートの現状は不明です。
ここまでのあたりですと、血統は関係なさそうですが、シュガーハートの家系はあまり強い家系では無いようです。
そしてそのシュガーハートの父がスプリンターのサクラバクシンオー。
スキルヴィングの年齢はいくつ
スキルヴィングは3歳で亡くなりました。
死因が急性心不全で死亡しましたが3歳とは人間でいうと、18歳だそうです。(日本ダービーの時期のおおよそ)
まだまだこれから期待の子だっただけに残念でなりません。
これは青葉賞の際のC・ルメール騎手との動画です。
SNSの反応スキルウィング死去(急性心不全)
SNSのTwitterでの反応を見てみると、スキルヴィングの死に心を痛めている声が多数見受けられました。
レース中の急性心不全で亡くなる馬は少なくはありませんが何度見ても辛く慣れることはありません。
今までの活躍をたたえるとともに、悲しみの声が多数でした。
入場の写真を見ると涙が出ます。
スキルヴィングおつかれさまでした。
お母さんのロスヴァイセと仲良くゆっくりしてください。
まとめ
- スキルヴィングの戦績は素晴らしいものだった。
- C・ルメール騎手と最後まで人馬一体だった
- 近しい家系に急性ではないがサクラバクシンオーが心不全で亡くなっている
- 人間でいう年齢は約18歳になる
- 悲しみの声に埋まるTwitter
- スキルヴィングありがとうございました、安らかにお眠りください。
コメント