待ちに待った2023・WBCが始まりましたね!
侍ジャパンのそうそうたるメンバーの中に、初の日系選手として選ばれたラーズ・ヌートバー選手!
ヌートバー選手が『たっちゃん』と呼ばれる理由やプロフィール、野球選手としての経歴、WBCの日本代表になった理由などを今回調べてみようと思います。
- ヌートバーはなぜ『たっちゃん』と呼ばれるの?
- ヌートバーのプロフィールは?
- ヌートバーの野球選手としての経歴は?
- ヌートバーはなぜWBCの日本代表になったの?
これらを確認します。
ヌートバーはなぜ『たっちゃん』と呼ばれるの?
「タツジ」というミドルネームは、ヌートバー選手の祖父の名前「達治」に由来するそうです。
祖父である達治さんは、ヌートバー選手が日本のユニフォームを着ることを誇らしく思っているそうです(^^)
ヌートバー選手が侍ジャパンのチームに合流すると、メンバーたちは練習で『たっちゃん』と書かれたTシャツを着用していたそうです!
背中には日本とアメリカの国旗も入っていますね!
ミドルネームにちなんだ歓迎の計らいに、ヌートバー選手は大喜びしたそうです♪
ヌートバー選手は日本代表として初参加なので不安もあったと思いますが、こういった歓迎をされて安心したのではないでしょうか(^^)
ヌートバーのプロフィールは?
名前:ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー
生年月日:1997年9月8日
年齢:25歳(2023年3月現在)
国籍:アメリカ合衆国
出身地:カリフォルニア州ロサンゼルス
出身高校:エルセグンド高等学校
出身大学:南カリフォルニア大学
家族:父・母・姉・兄
所属チーム:セントルイス・カージナルス
ポジション:外野手
投打:右投左打
身長:191cm
体重:95kg
ヌートバー選手は明るい性格で、チームではムードメーカーとして愛されているそうです(^▽^)/
写真からも可愛らしい人柄が伝わってきます♪
カージナルスファンから絶大な人気があり、ヌートバー選手のファインプレーがあると「ヌーーート!」と声援を送られるのが恒例なんだとか(^^)
チームのメンバーが打撃で活躍した際には、ヌートバー選手がベンチで私物のペッパーミルを回してお祝いのパフォーマンスをするそうです♪
今回のWBCの試合でも、その「ペッパーミル・パフォーマンス」(=両手を使ってコショウをひくジェスチャー)が取り入れられ、侍ジャパンのメンバーみんながやっていました!
このパフォーマンスは、チームに「刺激」をもたらし、料理にコショウをかけるように「成功」を広げていこう、という意味があるそうです!
今後のWBCの試合で、このペッパーミル・パフォーマンスにぜひ注目してみてください♪
ヌートバー選手の野球選手としての経歴は?
ヌートバー選手は、野球経験がある父や兄の影響で5歳から野球を始めたそうです。
高校までは野球とアメリカンフットボールの二刀流で、野球でリーグのMVPに3度、アメフトでは花形ポジションであるクォーターバックとして2度MVPに選ばれたそうです!
大学へ進学してからは野球に専念したそうです。
その後2018年に、MLB(メジャーリーグベースボール)ドラフトの8巡目でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入りを果たします。
ヌートバー選手がカージナルスに入団してからの経歴は下記の通りです。
2019年:マイナーリーグA~AA級でプレー
2020年:新型コロナの影響でマイナーリ
-グの試合が中止
2021年:5月にAAA級でプレー
6月のデトロイト・タイガース戦
でメジャーデビュー
メジャーで58試合に出場
2022年:メジャーで108試合に出場
2023年:第5回WBC日本代表のメンバー入りを果たす
2020年は新型コロナウイルスの影響で試合が開催されず、ダラダラさせないようにと思った母親の勧めで、ヌートバー選手は2ヶ月間アルバイトをしたそうです。
航空宇宙会社の機械工として肉体労働だったそうですが、後に大リーガーとなったヌートバー選手はこの経験を振り返り、こう語ったそうです。
「野球から離れた時、絶対にまたフィールドでプレーしたい、もう二度と、野球で不平不満を言わないと誓ったんだ」
中日スポーツ
お母さんが勧めたアルバイトのおかげで野球への情熱が再確認出来たんですね!
カージナルスでの成績は?
ヌートバー選手のカージナルスでの成績は下記の通りです。
年 | 出場数 | 打率 | 打点 | 本塁打 |
---|---|---|---|---|
2019年 | 101 | .264 | 38 | 7 |
2020年 (中止) | × | × | × | × |
2021年 | 58 | .239 | 15 | 5 |
2022年 | 108 | .228 | 40 | 14 |
メジャーで100試合以上出場し、これだけの結果を残していてすごいですね!
また、ヌートバー選手の特徴は下記の通りです。
①長打力がある
②選球眼が良い
③引っ張り方向への打球が多い
④外野の全ポジションをこなす
⑤スピードを生かした広い守備範囲と強肩
走攻守全てが揃っていて頼もしいですね!
メジャーリーグで活躍するヌートバー選手がWBCの日本代表として出場しているのはとても心強く思います(^^)
ヌートバーはなぜWBCの日本代表になったの?
ヌートバー選手の父であるチャーリーさんはアメリカ人で、母である久美子さんは日本人なので、ヌートバー選手はアメリカと日本のハーフです。
母親である久美子さんが日本生まれなので、ヌートバー選手はWBCの日本代表として出場する資格があります。
また久美子さんの影響で、ヌートバー選手は小さい頃からイチローさんに憧れていたり、納豆や梅干、味噌汁などの日本食も好きだったそうです。
そして2006年、日米親善高校野球大会に出場するためにアメリカを訪れた日本球児たちをホストファミリーとして受け入れました。
なんとその球児の中には当時高校生だった斎藤佑樹さんや田中将大さんがいたそう!
当時9歳だったヌートバー選手。
日本球児たちの試合前後の練習にも参加し、可愛がられていたそうです(^^)
ヌートバー選手は当時こう思ったそうです。
「とてもカッコイイと思ったし、子どもの私にとって彼らはヒーローでした。彼らのようにプレーできるようになりたいと思ったんです」
テレ朝POST
その時に抱いた日本球児たちへの憧れから野球選手を目指したそうです。
その後、10歳でアメリカの地元選抜チームの一員になった時に、「僕は日本人です。日本を代表してここにいます。」と自己紹介をしたそうです。
ヌートバー選手は、子供の頃から日本代表として野球をしたいという思いがあったことがうかがえます。
侍ジャパンとしてプレーすることをとても楽しみにしていたヌートバー選手。
WBCの初戦では初打席初球でヒットを放ち、守備でも外野フライをスライディングキャッチするなど全力プレーが見られました!
今後の彼の活躍も楽しみです(^▽^)/
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まとめ
今回はヌートバー選手が『たっちゃん』と呼ばれる理由やプロフィール、野球選手としての経歴、WBCの日本代表になった理由などを調べました。
- 『たっちゃん』と呼ばれるのはミドルネームの「タツジ」が由来。
- ヌートバー選手はアメリカ出身でアメリカと日本のハーフ。
- 5歳から野球を始めて、現在はカージナルスに所属。
- ホストファミリーとして受け入れた日本球児に斎藤佑樹さんや田中将大さんがいた。
- 日本球児に憧れて野球選手を目指した。
- 小さい頃から日本代表として野球をしたいという思いがあった。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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