故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐって、NHK紅白歌合戦に注目が集まっています。
ジャニーズはどうなるのでしょうか?
現状では半減、5、6組だった出場者を2、3組にするという方向で調整されているといいます。
ジャニーズの出場できる可能性の有無を探りました。
- 【紅白歌合戦2023】紅白歌合戦にジャニーズの出場者が増えていたのはなぜか
- 【紅白歌合戦2023】ジャニーズが出場できない可能性の理由
- 【紅白歌合戦2023】ジャニーズが出場できる可能性の理由
これらについてみていきましょう。
【紅白歌合戦2023】ジャニーズがここまで増えていたのはなぜ?

ジャニーズの出場は増えたのは、嵐の人気は爆発したことが原因でした。
1990年代後半からしばらくは、ジャニーズからはSMAPとTOKIOの2組でした。
嵐が大人気となり、嵐を出場させたいNHKがジャニーズの言うことを聞いて、出場枠を増やしていったと言われています。
嵐は白組司会も長く務めるなど、紅白歌合戦でのジャニーズの存在が大きくなっていきました。
他の歌手のバックで踊ったり、特別企画に参加するなど、盛り上げ役に一役買っていました。
【紅白歌合戦2023】ジャニーズ出場できない可能性

ジャニーズの紅白出場については、否定的な声も多く、出場できないのではいう声もあり、理由をまとめてみました。
- 世論・国民の声
- ジャニーズ側の出場辞退
- ディズニーが特別企画ディズニーメドレーへの参加を認めない?
- NHKがジャニーズ事務所の人権を尊重する姿勢を確認できない
理由①世論・国民の声
視聴者からの受信料で成り立っているNHKは、スポンサー次第の民放に比べて攻めた番組作りができているように感じていましたが、今回はそうはいかないようです。
ジャニーズのグループを例年どおりの多数出演させたら、受信料を支払っている視聴者から抗議が殺到するとマスコミ関係者は予想していいます。
正直、そこまで一般の視聴者が、故ジャニー喜多川氏や隠ぺいしてきた経営陣ならともかく、現在の所属タレントに嫌悪感を持つのだろうか?という思いがあるのですが、その名前を聞くだけで嫌な気持ちになる人もいるのかもしれません。
ただもともとジャニーズを好きでも嫌いでもないと思っていた人がどう感じているかがなかなか見えないと感じています。
もともとアンチだった人がここぞばかりたたいてたり、過激なファンが攻撃している様子などが目立って、普通の人がジャニーズを見たくないと思っているのかどうかが気になっています。
「取材で街の人の声を取ったり、X(旧Twitter)の投稿をチェックしたりすると、“厳格”でも“擁護”でもない、“穏健派”に近い世論は少なくないことに気づきます。ジャニーズ事務所のタレントは、さまざまなテレビ番組に出演しています。ジャニーズのファンではない視聴者がバラエティー番組にチャンネルを合わせると、所属タレントが出演していて『ギョッ』とするというのです。Xには『ジャニーズのCMも番組も今は見たくない』という投稿がかなりの数に達しており、『騒動が一段落するまでジャニーズのタレントはとりあえず、テレビ出演や広告を自粛したほうがいいのでは?』という意見のようです」
https://dot.asahi.com/articles/-/202011?page=2
強い嫌悪感があるわけではないけど、事件の話を聞くと辛くなるから、しばらく世間が落ち着くまでは観たくないということかもしれません。
理由②ジャニーズ側の出場辞退?
ジャニーズのグループが紅白歌合戦に出場した場合、そのグループに対する批判が集まり、強いバッシングを受けることが考えられます。
そんなバッシングから守る意味からも、出場を辞退することも考えられるといいます。
他のテレビ番組から辞退することはないのに、やはり紅白歌合戦は特別ということでしょうか。
理由③ディズニーが特別企画ディズニーメドレーへの参加を認めない?
2023年の紅白歌合戦の目玉企画として計画されているのが、開園40周年を迎えた東京ディズニーランドとのコラボ、ディズニースペシャルメドレーです。
同局関係者は「人権問題に厳しい米ウォルト・ディズニー社がジャニーズ勢の出演を認めない可能性が高い。昨年まで地ならししてきたのが水の泡になってしまう」と嘆いている。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/09/25/kiji/20230925s00041000054000c.html
昨年は司会の櫻井翔さん、SnowManが参加していましたが、2023年は別のアーティストが担当することで問題はおさまるでしょうか。
理由④NHKがジャニーズ事務所の人権を尊重する姿勢を確認できない
NHKのコメントから、10月2日の会見が大きな意味を持ってくると思われます。
今月7日に東山や藤島ジュリー景子氏(57)らが会見を開いた後、NHKは「多くの未成年者が被害に遭う中で、メディアとしての役割を十分に果たしていなかった」と自省。「紅白歌合戦」の出場については「所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して、出演者の起用を検討したいと考えております」とコメントを発表していた。
https://hochi.news/articles/20230921-OHT1T51264.html?page=1
新社名や、藤島ジュリー景子・前社長が独占している株、被害補償の具体的内容等を発表する予定だといいます。
この発表が、納得いくようなものでなかった場合、ジャニーズを出場させることは難しくなるでしょう。
【紅白歌合戦2023】ジャニーズ出場できる可能性

NHKは、半減でも、ジャニーズをさせたいと思っていると言われます。
- ジャニーズタレントも被害者の一部
- 視聴率激減が心配
- レコード会社がジャニーズ系以外のグループの出演
理由⑤ジャニーズタレントも被害者の一部だから?
ジャニーズで現在活躍している人達に罪はなく、ある意味被害者であるという声も聞かれます。
経団連の十倉雅和会長は、9月19日の会見でタレントから活躍の場を奪うことについての考えを話しています。
ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題で、広告契約を打ち切る企業が相次いでいることに関して「日々研さんを積んだタレントから活躍の場を奪うのは、タレントも被害者となる。時間をかけて最善策を考えるべきではないか」と話した。(久原穏)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/278371
他の発言もあって、批判の的になってしまっていて、これが出場の後押しとはならないかもしれません。
理由⑥視聴率激減が心配だから?
受信料で成り立っているNHK、ただでさえ視聴率低の紅白、本音はジャニーズを出したいと思っていることが考えられます。
絶大な人気のSnowManを出したいと思っているというのです。
そして、ジャニーズファンも視聴者、受信料を払っている国民ですから、ジャニーズファンの思いも無視するわけにはいきません。
ジャニーズが出ないなら紅白は観ないという声がすでにあります。

ジャニーズを出すことに批判している人はもともと紅白を観ていない人も多いような気がして、ジャニーズが出ないなら紅白観ようという人がいるとは思えず、難しいところですね。
ジャニーズのあいた枠に入るのが、K-POPや演歌では嫌だという声もあり、今よく聞かれている人気・実力のある人を出してほしいと思います。
理由⑦レコード会社がジャニーズ系以外のグループの出演
紅白歌合戦の出場の窓口はレコード会社です。
ジャニーズの多くは、ジェイストーム等のジャニーズのレコード会社の所属ですが、他のレコード会社に所属しているグループもいます。
SnowMan、Kis-My-Tt2が所属するのは、エイベックスの中のジャニーズのレーベルです。
SixTONESはソニー、Kng&Princeはユニバーサルミュージックの所属です。
CD売り上げ等の今年の活躍を考えると、SnowMan、SixTONES、Kng&Princeあたりは紅白出場があるかもしれませんね。
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まとめ
【紅白歌合戦2023】ジャニーズの出場有無の可能性の理由について探りました。
- 紅白歌合戦のジャニーズ出場枠は、嵐の人気泣く初以降増えました。
- ジャニーズが紅白歌合戦に出場しない理由は、
①世論・国民の声
②ジャニーズ側の出場辞退
③ディズニーが特別企画ディズニーメドレーへの参加を認めない?
④NHKがジャニーズ事務所の人権を尊重する姿勢を確認できない
の4つが考えられます。 - ジャニーズが紅白歌合戦に出場する理由は
⑤ジャニーズタレントも被害者の一部
⑥視聴率激減が心配
⑦レコード会社がジャニーズ系以外のグループの出場
の3つが考えられます。
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